二宮神社 神社の分類と系統

二宮神社 (神戸)| にのみや |Ninomiya Shrine 神社の分類と系統:宗像、厳島

神社の分類と系統:宗像、厳島

宗像大社(福岡県:式内社、官幣大社)と厳島神社(広島県:官幣中社、安芸国一の宮) は、ともに宗像三神を御祭神とする両神社の総本山です。
宗像三神とは、田心姫命(たごりひめのみこと)、田端姫命(たぎつひめのみこと)、市杵 嶋姫命(いちきしまひめのみこと)の三女神で、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の娘に当たり、美女の誉れが高く、天照大神の命により、天孫降臨よりも早くに葦原中国(日本)に降りて国土整備に尽力し、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨以降も、尊を守護する大任を果たしたとされています。
田心姫命は奥津島姫命(おきつしまひめのみこと)とも呼ばれ、のちに大国主命(おおくにぬしのみこと)と結婚した神様で、三人のなかでも特に美女の誉れが高かったとされる市杵嶋姫命は、弁天様に見立てられられているほかに、厳島の語源ともなっています。
分祀社は宗像大社が約9000社、厳島神社は弁天社を含めると約6000社に及びます。