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二宮神社 (神戸)| にのみや |Ninomiya Shrine 伊弉諾尊、伊奘冉尊(いざなぎ、いざなみのみこと)

伊弉諾尊、伊奘冉尊(いざなぎ、いざなみのみこと)

最後の別天神である天乃常立神から六代を経て生まれた最初の夫婦神です。 お二人で天上の天の浮橋に立ち、そこから矛(ほこ)で海をかき回したところ、矛の先から滴る塩が固まって、日本列島の始まりとなる淤能基呂島(おのころじま:淡路島)ができたとされています。 お二人はさっそく降臨して夫婦となり、本州、四国、九州など八つの島を生み、大八島の国=日本列島を完成させ、山の神、地の神、火の神などいわゆる八百万(やおよろず)の神を生んでいきます。 伊奘冉(いざなみ)尊の死後、伊弉諾(いざなぎ)尊が穢れを清めるために禊を行った際、綿津見(わたつみ)三神、住吉三神ら十一神が生まれ、次いで左目を清めたときに天照大神(あまてらすおおみかみ)、右目=月読命(つきよみのみこと)、鼻=素盞鳴尊(すさのおのみこと)が誕生します。 お二人お揃いで多賀大社(滋賀県:式内社、官幣大社)、伊弉諾尊は伊弉諾神宮(兵庫県:式内社、官幣大社、淡路国一の宮)などにお祀りされています。